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トマトの苗の作り方

トマトの苗の作り方


トマト苗

 

トマト苗選びのコツ

トマトの苗がたくさん売られています。トマトの苗はどんなものが良いのでしょうか、またどういったところに注目すればいいのかという所なのですが、これは色々なものがありなかなか面白いです。えてしてホームセンターなどで苗を購入することが多いと思いますが、色々な種類の苗がたくさん売られていて、見ているだけで一つの楽しみとなりそうです。たくさんあるので、これは調べてみると色々なものがあるということがわかってきました。まずトマトの苗ですが売られているだけでも、10種類近く売られていることがあります。


育苗中の苗

これは有名な品種からあまり聞きなれない、最近出たような品種まで様々なものがあります。またサントリーやデルモンテと言ったトマトの食品を扱っているようなメーカーから販売されている場合もあります。またブランドネームを持つような名前のトマトが売られていたりします。これらのものをどういったものが売れるかと考えながらお店の人は仕入れてきて、店頭に並べているのだと思います。これらを見ているとトマトの苗の流行というものがわかります。おそらく数年前のホームセンターの園芸コーナーで並んでいたようなものと、今並んでいる苗では全く異なったものが並んでいるかもしれません。



トマト苗


またその中で定番商品として同じものが並び続けているということもあります。価格においては、出始めの頃は高く、定番商品で何年も出ているものは年々安くなる傾向にあるようです。これらはしょうがないことなのかもしれませんが、安く買いたいのであれば定番商品を買うことをおすすめします。苗を作っている生産者の方たちは本当に大変だと思います。わずか100円程度であれだけの苗をつくるということは本当に厳しい条件だと思います。

いくら大量に作って安くすると言っても日本国内で作るしかありませんので、さすがに苗までは外国から輸入することはできませんと思いますので、これらは本当に薄利の商品なのだと思います。トマトの種を買ってみるとわかりますが、ちゃんとした品種のトマトの種はとても高いです一粒が10円したり、20、30円したりします。これを使って一つの苗を作ったところで、種の値段だけで何割かしめてしまうわけですから、到底ポットや土や管理費などを考えると、とても採算が合わないように思います。そこでさらに一般的な商品となると他にも生産しているところがあり価格競争が激しくなって行きドンドンと安い値段になってしまいます。

そういうことを考えると少しでも珍しい品種、人気の品種を選んでトマトの苗を生産して販売することを考えなければいけないのかもしれません。しかしながら珍しい高いブランドの苗というのは種も相当に高いものであったりします。ほとんど種苗メーカーによって管理されているような形となっているのでしょう。例えばあるメーカーの種のトマトの苗は必ず同じ育苗ポットに入って販売されています。この育苗ポットというのも生産者に売られているのかわかりませんが、とにかく非常に徹底した管理が行き届いているようです。そのため勝手に安い資材で安くつくって販売しようとしても難しいようなのです。ただそういった中でも、販売価格も300円から400円位とトマトの苗にしては非常に高いもので、その中から利益を出すのは一本100円の苗よりも簡単なのかもしれません。



トマト育苗












トマト苗選びのコツ−花芽のこと

ところでトマトの苗は大体花が咲いているか、つぼみがついているかといった状態で売られています。これは苗を販売する時に大体の目安となる成長した時期なのですが、これが普通の場合ですと本葉が七枚発生した後に花がつきます。ところがあるメーカーのトマトの苗は本場が五枚の後につぼみがついています。このメーカーの苗だけは他のトマトの苗と比べると非常に小さく、ひ弱なに見えてしまいます。しかしその値段は300円から400円と非常に高額でとても高価なものとなっています。

しかしその小さな苗を植えると成長の仕方は他の品種と比べて目を見張るものがあります。ものすごく強烈に成長してとてもたくさんの実をならせて、またとても特徴的なおいしいトマトの実をならしてくれます。このメーカーのトマトの苗が一体どういう仕組みでこうなっているのかよくわかりませんが、品種の力なのかそれともなんらかの遺伝子の力なのか、それとも植物ホルモンの力なのか私にはわかりません。このメーカーが同じことをやっているかわかりませんが、トマトの種に植物ホルモンを浸しておいて、それを撒いて育てて行くと実際に花芽がつくのが普通のトマトよりも早くなってその後の実つきがよくなったりするということがあるようです。


育苗中の苗


しかしこれは本当に使われると、とても革新的な技術になると思います。なぜならトマトの葉が五枚で販売できるのであれば七枚になるまでの間、維持管理の費用がかからないで済みますので、その分を安く仕上げることができるのです。ただこういった化学物質に対する世間の風当たりがあまり良くありませんので、そういったものを使うのはどうなのかと思います。そういった方法もあるのでこれから先にもっともっと不思議なトマトが出てくるかもしれません。ただそういった処理をしても実際に出来てくるトマトの味が良くなければ、とてもそれだけ売れるようにはなりません。

トマト育苗



トマト苗選びのコツ−根のこと

トマトの苗を見るときにどこを見るといいかと言うと、葉や茎などの目に見える部分の成長具合というのは大事ですが、それにも増して土の中の根がどうなっているかということがかなり大事です。トマトの苗を作るときに水分を与え過ぎたりしていると、根はあまり成長しません。しかしほどよく乾燥させてやると、根は水分を求めてどんどんと発達していきます。またそのポットの中の培養土の種類によって根が太く伸びるか、細く伸びるかということが決まってきます。

えてして培養土の種類が、普通の粘土質の土よりも軽石などが多く含まれた水気をあまり含まない軽い感じの培養土の方が根は太くよく発達しているように思います。苗を選ぶ時に育苗ポットが大きいものほどいい根が張っていると思いがちですが、そうとも言い切れず小さい育苗ポットであってもものすごく立派な根が隅々まで巡っていることがあります。こういったものは培養土の種類がとても軽くてスカスカとして根が伸びやすいような性質のものを使っていることが多いようです。



トマト苗




トマト苗選びのコツ−販売店での管理

トマトの苗を買うときにはホームセンター等で販売されている苗を買うと思いますが、管理があまり行き届いてない場合などは売り出してすぐのときはいいのですが、しばらくすると元気さがなくなってしまったりします。例えば、ちゃんと光が当たる場所におかなかったり、寒い夜に防寒対策をとっていない、もしくは水やりなどをちゃんとやらなかったりとした時に、売り始めから数週間もたつとすっかり弱りきった苗となってしまいます。

またどんなに管理が行き届いていたとしても数週間も育苗ポットの中で肥料も与えられずそのまま成長した苗は成長不良になっていると考えられます。販売可能になった苗は出来る限り早く地面にうえるべきだと思います。既にお店に並んでいる段階で定植してもいい状態になっているので、それから数週間置くのではなく、出来る限り早くうえるべきだと思います。よく売れ残った苗は安くてお得な感じもしますが、店頭で数週間も置いておくと、実が一段目になったり、二段目にもなり始めたりしてしまいます。こうなってくると茎はとても細いのに、背丈が非常に伸びてしまったりしてこれを地面に植えてもなかなか太くはなりません。

既に実がなっているトマトの苗を買ってきて植えたことがあるのですが、そのトマトは実が大きくなることはありませんでした。また植えてから生えてきた花芽に付いた実も三、四段目ぐらいまでは非常に小さいものとなってしまい、茎も非常に細い状態が長く続きました。後半に入って多少もちかえしてきた感じはありましたが、それでも通常の苗と比べると半分位に収穫量が減ったように思います。こういった育苗ポットの中で育ち過ぎてしまった苗を老化苗といいます。また指定の状態まで成長していない幼い苗を幼苗といいます。トマトの苗が蕾もついていない状態で定植すると問題がおきます。

売られているトマトでの苗で、どんなに小さくてもつぼみがついていれば良いのですが、全くつぼみがついていないようなトマトの苗を買うときは注意が必要です。それは早すぎる苗なので本当は買うべきではありません。こういった苗を買うと定植しても花がさかない、もしくは咲いて実が落ちてしまったりということが続いて、一か月ぐらいは何も実がならないという状態が起きるかもしれません。これは5月に入ってからうえれるのであれば、ある程度外気温があったかくなっているので問題はないかもしれませんが、まだ少し寒いうちに増えるのであれば絶対にやめておいた方がいいと思います。トマトの花芽が着くまでには非常に高い温度が要求されます。



トマト苗


トマトの苗は温室などの非常に暖かいところで育てられてきたわけですがその状態と同じ状態で家庭でキープできなければ花をつけさせることはできません。一般家庭において、温室のような日光や、温度になるような場所はあまり作れませんので、そういった苗を買った場合には非常に困ることになってしまいます。しかしそのような苗は普通のホームセンターや園芸屋さんなどで販売されているということはほとんどありませんので、あまり心配しなくていいかと思います。



トマト苗−幼苗定植

まだ花芽のついていないトマトの苗を植えることを幼苗定植と言います。そういったことをわざと行って育てるということ栽培方法もあります。この方法は植える時期や温度など、条件が限られてくるのですがその条件を満たしていれば、うまいこと利用することができます。トマトの苗を小さいうちに、つまり花芽がつく前に植えていくと成長が非常に強烈になるということです。このような若いトマトの苗を植えた場合に通常の苗を植えたトマトと、トマトの背丈の成長を比べるとものすごい違いが出てきます。



トマト育苗


おそらく二倍位の違いが出るかと思います。それをうまく利用することができれば、それだけ栄養分を少なくても済むということです。それは肥料を減らせるので効率的になるということです。逆にそういった小さい苗を植えるときは注意しなければいけないことは、葉が茂りすぎてしまうのでその勢いを弱めなければ実がつかなくなってしまいます。そのような葉が茂りすぎた状態を防ぐためにあえて先端をカットとするという方法があります。これはある程度育ったところで、トマトの勢いを一時的に止めることによって茂り過ぎるのを防ぐことができます。また、わき芽が伸びて成長するまで一時的に成長を抑えられます。そういった方法は温度管理がうまくできるような条件で、育苗期間が短くなるなど効率化を重視する時のみ役に立つかと思います。普通に個人的に栽培する場合にはそのようなことをあえてやる必要もないかもしれません。



トマト苗−促成栽培、露地早植え

トマトの苗は出来る限り早く植えた方が収穫量も増えて得をします。トマトの苗が手に入ったら、出来る限り早い段階で植え付けるといいと思います。しかし極端に速くてもダメになってしまうので、4月に入ってから十度程度に最低気温も落ち着いたころからこのことと思います。その時も植える苗は花芽のついた苗をうえなければいけません。また植えた後にビニールで覆いをして温めてやらないとなりません。こうすることでそのトマトの周りは非常に暖かくなるため、たとえ寒い4月の初めごろでも成長してくれます。そうやっていると標準的な植え付ける時期の5月よりも一ヶ月ぐらい早く成長させることができます。

トマトの終わりの時期は決まっていますので、早くうえるということはそれだけ早く収穫でき、結果的に数多くの実を収穫することができます。特にトマトを植えてから収穫できるまでの間はかなりの期間があります。そのため一部をこのように出来る限り早く増えることによってだいぶ早い時期からトマトを楽しめるかと思います。早い時期にトマトを植え付ける場合にはビニールのマルチをしてトマトを植え付けます。またさらにその上からビニールの覆いをかぶせます。そのビニールの簡易温室のようなものは上部に穴をあけておくほうが安全かと思います。蒸れすぎを防止するためです。また強風が吹いた時にもビニールの上部に穴が空いている方が吹き飛ばされる可能性が低くなります。使うビニールは小さめのものより出来る限り大きいもののほうがいいかと思います。大きいほうが保温性能が高く、苗が大きくなるまでカバーしておくことができます。こうすることで普通より一ヶ月ぐらい早くトマトを収穫することができます。



トマトの苗の作り方



海外のトマト苗

トマトの品種の苗を手に入れたいと思っても、なかなか園芸店では売られていません。これは外国のトマトの種は植物検疫を通して正規ルートで輸入することができます。またその種を使って苗を育てて販売することも特に問題はないはずです。しかし詳しいことはわかりませんが、商品名として何らかの制約を受ける可能性があるかもしれません。その場合はそのトマトを外国で売られている品種名をそのまま使うことは難しいということになります。そもそも英語の品種名を日本語で片仮名に直すと、一体どういう扱いになるのか私にはさっぱりわかりません。



育苗中の苗


少なくとも日本では英語のままの品種名で植物が販売されることはありません。このようなことからも外国で売られているような品種名と同じ名前のトマトを苗で売られているということはあまりないように思います。ただ同じ品種のトマトの苗が名前を商品名として、別の名前の苗という位置づけ売られていることはあります。また片仮名なので全く別のものとして販売されているような形になっているものがあります。こういうのは著作権とか商標とか色々なことが絡んでくる可能性もあります。世界的にそういった「真似」には厳しくなっているご時世ですので、難しいのかもしれません。

こういったことができるのもおそらく固定種のトマト苗ぐらいでないと、採算が合わないのではないかと思います。品種改良されたような海外の種苗メーカーが作ったような品種は、常時、種を買い続けなければいけません。コストがかさみますのであまり現実的ではありません。



トマト苗


おそらく一番の問題となるのは海外の固定種のトマトの品種を日本で栽培するときに、ちゃんと育つかということが挙げられます。おそらく固定種なので病気に対する耐病性などはありませんし、連作障害などがあったらすぐにやられてしまう可能性もあります。日本の気候は高温多湿なのです。また、春先は寒く、夏はどこよりも熱いのです。そして、梅雨があり異常に蒸し暑いです。このため、カビなどが繁殖するには絶好の環境なのです。トマトの病気の原因はカビが原因菌となっているものが多いです。

こういうところから商品として日本のメーカーは、販売するには少しリスクはあるのではないかと思います。自分のところで売った商品が、例える海外の品種だからといって、すぐに枯れてしまうようなものであったり、ちゃんと収穫できないで終わってしまうようだと、会社ブランドに傷がつくからです。以上のようなことからも外国のトマトの品種を育てるということは個人で自己責任で行うようなものであり、自分で何もかもやらなければいけせん。自分で種から苗作りから、ひと通りのトマト栽培をできるようにならなければいけません。



育苗中の苗




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