パーシモントマトの育て方(Persimmon Tomato)
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パーシモントマトの育て方(Persimmon Tomato)
パーシモントマトの情報
*1つの栽培事例です。間違っていることもありますので、予めご了承ください。
名称:Persimmon Tomato
原産国:
固定種/F1種:固定種
葉の形:通常
つる性/這い性:つる性
背丈:普通より少し低い
1果房あたりの個数:2個〜4個
1果の重さ:200g〜300g
病気、障害の発生:尻腐れ果、軟腐病、空洞果、疫病
熟期:普通
低温伸長性:普通
過繁茂による花落ち:3本仕立て以内では花落せず、だいぶ実付きはいいほうだと思います。
パーシモントマト(Persimmon Tomato)の味
食感は、ゼリー質が少ないため、食べているという感じが強いです。また、ほとんど果肉でゼリー質が少ないのですが、もさっとした感じが全くなく肉がとてもしっかりとしていますので、口の中でしっかりと残って食べごたえがあります。
一言で言えば、フレッシュなトマトでしょうか。常温で食べると、ゼリー部分が酸っぱいと感じるかもしれません。柿のような見た目からは想像もできないくらい、酸味のキツイ味だと思います。このトマトの酸味は中々突出しています。
ただ、酸っぱいだけではないのです。収穫後すぐに食べるより、冷蔵庫で1、2日冷やした状態で食べると、味が一変します。
旨味成分がとても多く、酸味もあるのですが、ものすごい旨味のかたまりを食べているような感じになります。甘いという感覚は全くありません。ここまで甘さを感じないトマトは、普通に売られていません。このトマトの味は店で売られているのとは違う鋭い味です。もさっと感が全くなくゼリー室が少ないので、冷やして丸かじりで食べるとたまりません。
パーシモントマト(Persimmon Tomato)の栽培
海外の固定種の大玉トマトでこれだけ実付きがいい品種は素晴らしいと思います。
少し、過繁茂で放置してもしっかりと実がなりました。また、熟期も速く、他のトマトよりもいち早く色づき始めます。
これらのことから、早生で実付きがよく、手軽な海外の大玉品種だと思います。
実の形は綺麗なラウンド型で、大きさも揃いがよく、200g〜300gと手頃なサイズです。
1つ残念なのが、実が疫病にやられまくりました。他の品種もたくさんあるのですが、この品種だけ見事に疫病にかかっていきます。検査はしていないので本当に疫病菌なのかはわかりません。
種は1粒が大きいと思います。しかし、あまり種がなく、ゼリー質よりも肉の部分が多いです。このことと、オレンジ色のため、柿(Persimmon)トマトと言われているのでしょう。
実の熟度によって、オレンジから黄色になります。
とても実つきがいいです。
黄色系トマトのため、緑の時から白い感じがします。
黄色です。もう少し置くとオレンジに。
断面はゼリーが少なく、果肉が分厚いです。
未熟果の場合、緑が残ります。
これでも十分おいしいです。
種がない場所が多いので切り方によっては柿(persimmon)のように見えます。
完熟したものはオレンジ色です。