ブラックプラムトマトの育て方(Black Plum Tomato)
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ブラックプラムトマトの育て方(Black Plum Tomato)
ブラックプラムトマトの情報
*1つの栽培事例です。間違っていることもありますので、予めご了承ください。
名称:Black Plum Tomato
原産国:ロシア
固定種/F1種:固定種
葉の形:通常葉
つる性/這い性:つる性
背丈:低い〜普通
1果房あたりの個数:3、4個
1果の重さ:20g〜30g
病気、障害の発生:とくになし
熟期:普通
低温伸長性:悪くはない
過繁茂による花落ち:あまりない
ブラックプラムトマトの栽培
グレープトマトと呼ばれるタイプの形のトマトです。
草丈がそれほど高くは伸びず、枝が過繁茂になるほど樹勢も強くはありませんでした。
実付きがいいので多収性があると感じられるかもしれません。ただし、1果房あたりの実は少なく、小さく不揃いですので、ローマやサンマルツァーノのようにはいきません。
もちろん、F1品種の方が収穫量も多いです。
ただ、育てやすいかというと、枝を剪定しなくても実がよく付いていましたので、枝数を減らしながら追肥をしながら育てると大きい実がなるかもしれません。
プラム型(グレープトマト)のミニトマトだけあって、小さいです。
コンパクトな草姿で、成長していきました。
葉は薄く小さめですが、背丈はだいぶ伸びていきます。
いわゆるミニトマトと似たような木の成長の仕方をしているように見えます。
ブラックプラムトマトの味
グレープトマトと呼ばれるタイプの形のトマトなのです。
若干、黒みがかった感じのトマトです。同じ形のものはプラム型トマトの国内でもよく見られます。
皮が薄くゼリー分が多いです。
メーカーの解説には、生食にして美味しいとありましたが、食べると、加工用トマトと同じ感じの味がしました。
これは、加工用トマトと言ったほうがいいかと思います。
見た目のインパクトは1番あるタイプの1つだと思います。こんなアイコとブラックチェリーの味がするトマトがあったら毎年作りたいです。しかし、食べてみると、もさっ、、、、という、なんともいえない感覚が持続します。かなり残ります。
これはソースにしないといけないという味です。ソースにすると、このもさっというのが汁が濃いという意味でいいものになるんだと思います。ソースにしたところで茶色にはならずに少し、濃い目の赤という感じになります。
大きさはグレープトマト、プラム型トマトよりも一回り大きいくらいです。
色がヘタ付近が緑のままです。全体的には黒みがかっています。
中味は結構黒いです。また、とてもジューシーです。
このあたりが、生食で美味しそうな感じがするのですが、
食べてみると、酸味、甘味などは少なく、加熱調理するのがいいかと思います。
この形で、この色というのはほとんどないので、ローマトマトが生売りで高級品として売られていたように、これを売ったら物珍しさでみな飛びつくかもしれませんが、生食のあまりのもさもさ感に参ってしまうことでしょう。
少なくとも生で売っておいてソースにすることが必須というのもおかしな話ですが、スライスにして炒めたりするといい味出すかもしれません。ただ、炒めるとあまりこのインパクトある色がはえなくなりそうです。
悩ましいトマトです。