コストルート フィオレンティーノ トマトの育て方(Costoluto Fiorentino Tomato)
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コストルート フィオレンティーノトマトの育て方(Costoluto Fiorentino Tomato)
コストルート フィオレンティーノ トマトの情報
*1つの栽培事例です。間違っていることもありますので、予めご了承ください。
名称:Costoluto Fiorentino Tomato
原産国:イタリア
固定種/F1種:固定種
葉の形:通常葉
つる性/這い性:つる性
背丈:普通
1果房あたりの個数:4個〜6個
1果の重さ:50g〜150g
病気、障害の発生:病気はかかりませんでした。
熟期:普通
低温伸長性:小
過繁茂による花落ち:あまりないように思います。
コストルート フィオレンティーノ トマト(Costoluto Fiorentino Tomato)の栽培、味、特徴、感想
なんといっても、この形、プリーツの入り方と多さ、また赤の濃さに惹かれて育てる人が後を絶たないイタリア産トマトの1つです。
この見た目ほしさに育ててみましたが、中玉〜大玉という感じで実付きも悪くはありませんでした。ただ、中玉トマトほどよくはありませんが。
そして、なんといっても、期待をうらぎらないプリーツと赤さです。切ってみると断面にはとても多くのゼリー質が蜂の巣のようにならび、実の中心部分にさえゼリー質が入っていました。
そのため、食べてみると、ほとんど硬さを感じずに溶けてしまいます。また、ほとんど水分のため飲んでいる感じにもなります。
酸っぱいということはなく、味は標準的な海外トマトの味でした。生食で食べれます。
完熟すると真っ赤なります。
酸味は全くなく、みずみずしくとてもジューシーで甘いトマトとなりました。
水分が多い感じがします。それでも甘さがあるので通常のトマトのように水分が少ないととても甘いのかもしれません。
旨みもあり、ミニトマトになれた人でも美味しいと感じられるおいしいトマトだと思います。
真夏でも皮の硬さは気になるほどではありませんでしたので、他の品種よりも皮は柔らかいのかもしれません。
実に独特の深い切れ込みのようにプリーツができるくらですんで、皮の柔らかさがあるのかもしれません。
裂果は急激な雨以外ではあまり起きないように感じます。
プリーツが強烈に入った特徴のあるとても目立つ形をしています。樹勢はかなり強く、枝を減らす作業が必要です。花が落ちていって実がならなくなっていきます。
元々、小さめで中玉のような大きさのトマトで同じプリーツが多いトマトのジェノベーゼよりも切れ込みは深く、実はだいぶ小さめです。
乾燥した時期にできた実は皮が固く、実も硬めですが、甘さは芯の部分までかなり強く、甘みを感じました。ゼリー室は多いですが、ゼリー分が多いわけではなく、実のしっかりとした部分が多い感じです。
このゼリーではない部分が熟すとかなり甘くておいしかったです。甘そう見た目ではないのですが、かなり甘くてびっくりしました。
赤さはかなり赤くなる部類のトマトです。