千果の育て方
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千果の育て方
ミニトマト 千果の情報
*1つの栽培事例です。間違っていることもありますので、予めご了承ください。
名称:千果(タキイ種苗)
原産国:日本
固定種/F1種:F1種
葉の形:通常葉
つる性/這い性:つる性
背丈:普通
1果房あたりの個数:20個〜40個以上
1果の重さ:10g〜
病気、障害の発生:病気はとくにかかりませんでした。
熟期:早い
低温伸長性:普通
過繁茂による花落ち:ほとんどない
ミニトマト 千果の栽培、味、特徴、感想
本当に育てやすい、無難で美味しい甘い、皮が柔らかい、頑丈、日当たりさえ良ければ絶対失敗しない。
そんなミニトマトの代名詞ともいえると個人的にはいいたいくらい、何の心配もいらないミニトマトの品種です。
安定生産、スーパーの棚には一年を通してミニトマトが並んでいるのもこの品種の功績が大きいのではないでしょうか。
もう、流通しまくっていて、これだけ立派な苗が最安値で売られています。
やはり普及品というもののちからはすごいものがあります。
海外の固定種なんて、遠く及ぼないでしょう。
成長してしまう、知らない間に、ほおっておいても、あっという間に背丈を超えるほど成長しています。
全く、芽かきをしなかったとしても花落ちも前半ではほとんどせず、大量の花と実ができてきます。
地植えで日当たりのいい場所であれば、3本植えると、トマトがもう、大変っていうほど収穫できます。
もう、放置ですのでめちゃめちゃです。
地面にもつきまくってますが、他のトマトのように虫が入ってくるということもありません。
なんだか頑丈な表皮をしているようで、ほとんど虫食わずです。
鳥も食べずらいのでしょう。
この光沢、滑り、、、つまめない、つつけない、喉に詰まりそう。。
落ちて腐敗した実を食べているのはよくいます。
しかし、ほとんど落ちても気にならないほど次から次へと出来てきますので、
この千果という品種、何恥じない品種です。
毎年、寒くて悪い気候が続いているのですが、この品種だけは
びくともしません。
もう、気候状況が変わりそうもありませんから、
このトマトだけをたくさん植えてみようかと思います。
でも、それはそれで後悔することになります。
小さい実を1度に千個以上収穫するはめになり、実に大変です。
1粒小さくても10g以上あり、1000個で10kgです。
毎週、10kgから20kgのトマトを食べ続けるのって、簡単ですが、さすがに疲れてしまいます。
でも、皮が柔らかいのでアイコほど大変な目にはあいません。
こういう揃いがよく、ツヤがあります。
房どりしても最初の実が痛むことはありません。
先端が最後に開花するように、熟していきます。
家庭菜園ではヘタなんて気にせず、もぎ取り収穫が一番です。
一般的なミニトマトといえば、この味になるのかもしれません。他に数品種栽培されていると思いますが、通常、スーパーなどで買うと、ミニトマトは同じ味がするような気がします。同じ品種なのか?違う品種でも同じ味なのか?わかりません。
昔、調べた時はシェアはこの品種が多かった気がします。
とにかく、作ってみると、強烈な実の付き方に驚かされます。糖度は上がるようで、暑い時期などはとても甘いミニトマトが食べられました。
また、古くなったり割れたりしたものはソースにするととてもおいしかったです。
成長はよく、苗は早い時期から売り出されることが多いようです。
それだけ育てやすいということなのかもしれません。苗を手に入れるのに困ることはありませんし、収穫は期待できますので、非常にいいトマトの品種だと思います。
甘さで言えば相当いいと思います。
やはり、もぎたてをすぐに食べるとそのおいしさは香りが残る分とても美味しく感じられます。冷たいよりも、気温で暖められて暖かい状態になった実の方が甘さを感じられるます。
なぜだかわかりませんが、収穫してしばらく置いておいたものは独特の変わった風味が発生し、おいしさが少し感じられずらくなります。回りくどい言い方ですみません、なにかトマト以外の匂いがする気がします。
日持ちもするので置いておきたくなるのですが、その日、できれば数時間以内に食べたものとではおいしさが比較になりません。
ぜひ、家庭菜園ではもぎたてをその場で食べてください。