イタリアントマト栽培 - 育て方、食べ方、特徴
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イタリアントマト栽培 - 育て方、食べ方、特徴
イタリアントマトとはどういうトマトか?
イタリアントマトと呼ばれるトマトには様々なトマトがあります。えてしてイタリアントマトというと細長い卵形のソースにするようなトマトが言われるようですが、実際には丸形のものや生で食べているようなものなど様々な種類があります。長細いトマトを主にソースようとして作ったりしているのですが、この卵形のトマトだけでも何十種類も種類があります。現地のイタリアではこれ以外にも丸いトマトがかなりの割合で販売されているようで、決してイタリアントマトが長細いトマトという意味ではないのだと思います。
ソースにする場合は長細いタイプのトマトを使います。これも品種によって特徴が違い味が違うのですが一番有名なものとしてはサンマルツァーノというトマトが有名です。これはブランド野菜のように産地の名前がブランドとして有名になっている例ですが、実際に栽培されているトマトはこの品種を改良したものがほとんどです。
アメリカで多く作られている加工用、調理用トマト!
またイタリアだけでなくアメリカなどの他の国でも盛んに作られているものがあります。それらのものも日本ではイタリアントマトとして総称して呼ばれているようです。実際にはアメリカで作られた品種であるローマというトマトの品種がありますがこれはケチャップにするために作られた品種です。アメリカの料理ではひたすらケチャップをたくさん使うようなものが多いので、このトマトの品種も大変多いのだと思います。大きめの実でトマトでソースに適しています。
そしてなんといっても病気に強くて放っておいても大きな実がたくさん収穫できるので非常に効率が良いと事です。ソースにしてみるとわかるのですが、全くケチャップと同じ味がします。それと比べるとイタリアの本当のトマトは味が違います。
サンマルツァーノをというトマトをソースにして見たときに、
ローマというトマトと比べた場合には味がパスタに合う感じで、もっと特徴的な旨味が強い味がしました。
食文化を考えれば、
アメリカはパスタよりもハンバーガー、ホットドッグ、ケチャップですよね。また、大量生産、簡単丈夫というのも納得です。
品種改良された簡単に栽培できるイタリアントマト
これらのイタリアントマトを栽培するとみるとやはり品種改良されている方が簡単で大量に収穫しやすいようです。今のところ自分ではイタリアントマトは、いくつもの品種を作っていますがなかなかたくさん収穫できるといったものはあまりないような気がします。おそらくまだ自分がこれらのトマトの最適な作り方を知らないのだと思います。今現在研究段階といったところでしょうか。大体これらイタリアのトマトについて特徴的なのは色が赤いということです。そして形は長細い卵形や円形といっても非常にでこぼことしたの形のものが多いのが特徴です。これらのトマトで自分が満足できないところは収穫量がイマイチ増えないということです。
何回か作ってみましたがどうしても一つの段にトマトが1、2個ぐらいしかならないということです。または大きさが不揃いであるということもあります。これは普通のトマトではこういったものがあたりまえなのかもしれません。全ての人が同じ大きさに育って行くと言うのは品種改良された特徴なのかもしれません。
まずはたくさんの収穫ができるように色々と調査してみたいと思います。このトマトは1段に実が何個か実っても大きくなるのは一個か二個であることが多いです。何故か一個だけが大きくなると他の実は成長を止めてしまい大きくなりません。おそらく二個ぐらいまでが限界なのかもしれません。ですので、これを三個以上なっていたら、いくつか減らしてみるときれいにできるかもしれません
。また花がさいてもそこに実がなる確率が他の品種と比べて低いような気がします。これはトマトの草の勢が非常に強いためか花がさいてもなかなか実がならないといった状態になりやすいのかもしれません。これらは肥料を減らすか、勢いを抑えるために剪定を繰り返すような作業が必要なのかもしれません。もっともトマトーンを使えば確実なのでしょうが、個人なのでそれはあまりやりたくないのでどうにか、この方法で上手くやってみたいと思います。
ソースやドライトマトにされるイタリアントマト
そんな難しいイタリアントマトですがソースにした時にはやはり格段に美味しいものがあります。他のトマトは水っぽくて生で食べるのに向いているものが多いように思えますが、イタリアのトマトは何故か生で食べてもあまり美味しくなく、煮込んだりして料理に使って味付けをするほうが向いているような気がします。ペースト状にしてソースの材料として使うのが一番良いのかもしれません。これは、長細い卵型のものでも、丸型のものでも両方共です。またミニトマトなどはドライトマトにするのものが多いようです。
これもまたドライトマトに向いた品種というのがあるようで、そういったものをイタリアでは多く栽培しているようです。しかし、ドライトマトは作るのが大変です。場所が無いのと何日間も、天日干しすることは不可能なので今のところまだやっていません。オーブンレンジなどを使って一時間位で簡易的にドライトマトを作る方法もあるようですが、電気代を考えるとばからしくなってきてしまいますので自分はやっていません。保存食という意味ではいいのかもしれませんがソースにして冷蔵庫に入れておくとけっこうを何ヶ月ももったりします。私はこっちの方が風味やトマトの感じが残っていて料理にも使いやすいのでこちらの方で年間を通してトマトを食べています。
パスタに合うトマトはやはり、イタリアのトマトが多いように思えます。イメージとしては酸味が薄くて、ソースの色も赤よりもオレンジがかった薄い色のソースが多いのかと思います。これらの品種はイタリアの種苗会社の商品が輸入されて日本で売られていますので、試すのも非常に簡単です。