ビッグレインボウトマトの育て方(Big Rainbow Tomato)
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ビッグレインボウトマトの育て方(Big Rainbow Tomato)
ビッグレインボウトマトの情報
*1つの栽培事例です。間違っていることもありますので、予めご了承ください。
名称:Big Rainbow Tomato
原産国:アメリカ
固定種/F1種:固定種
葉の形:通常葉
つる性/這い性:つる性
背丈:普通
1果房あたりの個数:
1果の重さ:〜1kg
病気、障害の発生:
熟期:遅い
低温伸長性:
過繁茂による花落ち:かなり実が付きにくい。
ビッグレインボウトマトの栽培
高温を好むのか、過繁茂に弱いのか、なかなか、実をつけてくれませんでした。茎はとても太く勢いがあります。
Bigと付いているだけあって、超大型種の特徴で茎が太いのでしょうか。
過繁茂にしたつもりもないのですが、実がなかなかつきませんでした。それでだいぶ、枝を切ったり、葉をちぎったりして、真夏になってきてようやく、実が大きくなっているのが分かりました。
同品種をプランターで栽培していたのですが、プランターとは思えないくらい茎が太くなりました。日当たりが若干悪いところでしたが、実はなりませんでした。
もしかしたら、高温にならないと、実が成長しない品種なのかもしれません。畑に植えた場合でも、実の数は少なく、ほんの僅かな数しか収穫できませんでした。
また、赤くなるまでに時間がかなりかかる晩生タイプのようです。
育成条件が狭いので、大変かもしれませんが、味を知ると、これは毎年、育てたい1品だと思います。
発芽直後からとてもいきいきしています。勢いがあります。
茎葉は良く伸びてドンドンと成長していきます。
第一果房ですが、花芽が開花せずに小さいまま、大きくなりません。
プランターで育てたものもあったのですが、茎がとても太いです。
同じくプランターで育てた他の品種と比べると、格段に茎はが太く、勢いがあります。
これが花落ちしやすく、実の着果数が減ってしまう理由です。
葉をちぎって摘葉をすることにより、どうにか正常なサイズの花が開花しました。
地植えでも、実の大きさは超大玉という感じではなく、普通の200g程度でした。
1つ大きくなると、他に着果した実は大きくならずに小さいまま残っています。
2色のカラーがとても綺麗です。
裏返した時の、筋がトマトの実の構造を表していてとてもおもしろいです。
黄色い部分がありますが、バイカラートマトなので、これでほぼ完熟です。
特に熟していくと、赤い部分が濃くなります。
200g弱でした。
尻部が赤いです。線状に縦のラインが入っています。
ビッグレインボウトマトの味の感想、特徴
黄色いトマトの中に赤色が残る二色の巨大なトマトです。尻部が赤く、肩のほうにいくに従い黄色くなります。熟すと、赤い部分が増えてくるようです。あまり熟していないと、尻部の方だけが赤が入り、肩部は黄色のみとなっていました。
輪切りにすると、部位によって、赤の入っている割合が異なっています。どうしてこのような不思議な着色のしかたなのでしょうか?不思議です。中心には種が入っていない、一見ゼリー質のような空間があり、その周りから赤くなるようです。
また、皮は厚く、皮の付近は赤いです。いくら熟しても、皮も実も完全な赤一色にはならないのだと思われます。
味ですが、衝撃的でした。かなり、特別です。なんというのでしょう、酸味が全くなく、フルーツの味です。トマトの匂いは殆どありません。そして、赤い部分はかなり甘いです。もさっと感は全くなく、実が硬く、しかりとした歯ごたえがあります。種は、1番にといっていいくらいに少ないです。
プラム、ソルダムの酸味が全くないもの、甘みはほんのりといった感じです。このトマトは凄いです。最高においしいトマトの1つだと思います。
綺麗です。
カットにするときは斜め切りがオススメです。
色のグラデーションも美しいのですが、とにかくみずみずしく、水分が溢れてきます。
水分が多いといっても水っぽいわけではなく、大変甘く、濃厚な味がします。