海外のトマトを育てる楽しみ
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海外のトマトを育てる楽しみ
エアルーム品種
海外のトマトは固定種が多いです。エアルーム品種と呼ばれています。だいだい受け継がれてきた伝統野菜と同じです。
これらを育てることができます。日本でも種が手に入るように成りました。
育て方は一緒です。しかし、固定種や伝統品種はトマトにかぎらず育てるのがF1よりは難しいです。
海外のトマトの育て方
おそらく、F1でないトマトを育てられれば大抵の外国トマトも育てられると思います。ただ、本当に癖のあるものもいくつかありました。それは私にはお手上げでした。もっとプロの方ならできると思います。
でもほかのほとんどの海外のエアルーム品種でも作れると思いますが、自分が上手くいかなかった経験は、日当たりが悪い場所と苗作りが遅くなって実がつかなくなったという経験です。
外国トマトを育てる楽しみ
このような外国トマトですが、もともと日本のF1とは違い、なんでもいたれりつくせりで、耐病性があったり着果性がよかったりはしないものも多いようです。また、成長が遅れたりして収量があまりとれなかったりと、少し我慢しなければいけないところもあります。
しかし、それ以上に何よりも貴重なものを育てているんだという気持ちが満足感につながるんだと思います。
はるばる海外からきたトマト、数百年も受け継がれた世界のトマトが今自分だけが作って食べることができるという自己満足が楽しいのだと思います。
おそらく、食品店で売られていたら、あまり魅力を感じませんが、それもあまり起き得ないと思っています。
実際、お店で売るには店頭で数日、日持ちしないとダメだと思います。また、裂果があると売り物になりません。大きさもでこぼこをきらいます。傷があってもだめです。
しかし、そのようなトマトを海外の野性味あふれるとまとに求めることは難しく、特に大玉品種は自由に自然にしたがって暴れていきます。自分で食べる以外には難しいだろうという品種が多いです。これは売れないだろうと、、よく思う品種がおおいです。また海外品種でも品種改良から遺伝子組換えまであり、商品として均一なものを収穫できるトマトもたくさんあります。
しかし、そうではない、自分でしか食べれないトマトの味、これが、外国トマトを育てる楽しみだといえるのかもしれません。
産直センターなどでは販売可能かもしれません。うちの近くでも外国トマトが結構前から並んでいて有名です。都市部に近い場所なのですが、それでも、外国の野菜なんて奇抜であまり売れないということを聞いたことがあります。
それくらいの感覚ですから、もっとも新鮮なトマトが手に入る場所である、田舎の産直販売店では店頭にならぶことは難しいのではないでしょうか?でも聞いた所によると、観光地などで都会からの観光客向けに外国の野菜を販売しているというSAがありました。田舎の人にはあまり価値がなくても、自然がないところの人には需要があるのだということです。
自然あふれる場所と都会との接点、それが高速のサービスエリアであったりします。新幹線の駅よりもずっと自由度が高いです。ほんとうは、乗り降り自由とかSA近辺を地方特産品のショッピングモールにすればいいのでしょうが、色々難しいことがあるのでしょう。
どうして、特産品が海外のトマトなんだ?っていう気もしますが。そもそも、メロンだってブドウだってイチゴだって海外品でした。
海外のトマトを使った町おこし
これは実際に天候が乾燥温暖な場所などで、共同体で外国トマトを生産して特産品にしようとしているようです。
全国的に試みられているようで、みなで、カラフルなトマトを試食しています。すでにF1を作り始めたということもあるようです。
それは、同じ物を全国で作っても優位性が保てない!ならば、独自の品種をってことでしょう。いいですね。こうやってもっと広まれば。
しかし、どれも市場を流通して全国に出荷されることはなさそうだと思っています。その場所にいって、外国トマトを思う存分食べてかえってくる、観光でしょうか。魚介類のようにその場でしか味わえない新鮮なさちということになります。
しかし、トマトの場合、生食で食べる事が多く、刺身と同じ感覚で特産品にするには少し無理があります。エネルギー、脂肪分、高級感、これらが足りない感じがします。
では一体どうやったら?それは、苗を全国の消費者に売ることが今のところ一番、需要があるのではないかと思います。ちゃんと品種をしっかりと表記してもらって、販売したら愛好家は欲しいです。自分で作ることがどれだけ大変かよくわかっていますから。
トマトだけに限らず、世界中の野菜を多く扱ってくれたら本当にありがたいと思います。
インターネット通販があるので、予約から発送まで簡単にできてしまいます。
ここでは、美味しいけど少し栽培が難しいなんて言葉をつけたら、みなこぞって栽培するのではないでしょうか?