サンマルツァーノの育て方(地這い)
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サンマルツァーノの育て方(地這い)
通常、支柱を使うところですが、現地に近い方法の地這いで栽培してみたいと思います。このトマトは蒸れに弱い気がします。育苗中などでちょっと蒸れたり高温になると、しおれたり、葉に黒いシミができたりすることがありました。
また、かなり遅れてからの露地栽培をしてみました。上手くいくかは分かりませんが、経過を載せていきます。これらの加工用トマトは、一気に全ての実が熟してから、一気に株ごと枯れるということが起きるようです。たしかに、1段目が収穫しはじめてからしばらくして株がかれました。ほとんどの実が一斉に熟していきました。
1段目が熟すのにはだいぶ時間がかかりました。上段はかなり早かったように思います。また、地這いにすると大きさも大きくなるのでいいかもしれません。しかし、梅雨時期の蒸れと害虫の実の食害がこわいです。
サンマルツァーノトマトを支柱栽培した場合
以前、サンマルツァーノトマトを支柱栽培したことがあるのですが、節間が詰まりすぎて、かなり茂りすぎてしまいました。なんなんのだろうか?このしげり具合は?という状況でした。
そのせいもあって、花落ちして実がならないところもだいぶあったので、本当に収量が多い豊産種なのか、すこし謎でした。しかし、考えてみれば、地這い栽培が基本だということです。現地では。
自分が育てたサンマルツァーノトマトが純粋な純種のサンマルツァーノトマトなのか、はっきりと明確にはわかりませんが、一応、改良されたものではないようです。
よく大量に栽培している画像を見ると、支柱栽培した大玉の節間の広いトマトです。見た目は普通のトマトの茎の伸び方でした。
しかし、私の育てたものはとてもとても節間がつまり、次から次にわき芽が出てくる、主枝の変わりにわき芽が主枝で、網の目状になっていくのです。これはやはり、地這い栽培したときの方が日当たりがよくなります。そう考えると、なんだか、納得した気分になり、地這い栽培を始めようとおもったきっかけです。
サンマルツァーノの栽培記録
サンマルツァーノの栽培(地這い)−定植から少し成長時の様子
上から見ると葉が重なり合っています。
斜めから見ても節間が狭く、葉の隙間が少ないです。
レジナに似ているかもしれません。
これは、さすがに地這い品種だと思います。
地這い品種の特徴がでています。
サンマルツァーノの栽培(地這い)−成長の様子
大きく葉が成長しました。
1つの葉が大きいです。
頂点はほそぼそしいです。
よく見ると蕾が形成されています。
サンマルツァーノの特徴−節間が詰まる、背丈が低い
株を横から葉を持ち上げてみます。
節間(葉と葉の間)が2cm程度のところもあります。
サンマルツァーノとローマV.F.トマトの違い
1つに見えますが、左がサンマルツァーノ右がローマV.F.トマトです。
同じく角度をかえて
少し横から