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固定種、海外種は収穫量が減る





固定種、海外種は収穫量が減る

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固定種、海外種は収穫量が減る



海外のトマトを育てると収穫が少ない


これは、海外の固定種トマトなのですが、得てして固定種の品種はF1品種に比べると収穫できる量が減ってしまいます。これは、どうがんばっても、多収性、豊産性の品種だと宣伝文句で言われていても、固定種、海外の固定種では、普通に、国産の園芸屋さんで売られている苗を買って植えるのと比べると、だいぶ減ってしまう場合が多いです。

いくら上手くないから多く収穫できないんだ、来年はうまくやってたくさん収穫してみせると意気込んでみても、やはり、どう考えても、苗作りから、自分でやると、国産の販売苗よりも遅れてしまいますし、普通に花が咲く時期から遅くなってしまいます。海外はわかりませんが、日本の気候は移り変わりが激しく、日本の夏はあっという間に終わってしまいます。

トマトが栽培できて食べれるのも、露地しか無い家庭菜園では本当に限られたごく一部の時期だけです。そのため、早く植えることが収穫を増やす一番の方法でもあります。この点で1つ不利なところがあります。

さらに、固定種は病気に抵抗性が弱かったりして、疫病や青枯れ病などで枯れたり、実が腐ったりして収穫量が減ってしまうことがあります。もともと、1本のトマトから収穫できる実の重さが少ない固定種から収穫量を増やすように改良されたF1種というのもたくさんありますし、それのほうが、たくさん収穫できて当たり前なわけです。また、日本には梅雨という気候があり、以上にジメジメしてカビの多い国です。カビは野菜の病気の原因菌となっています。

これに対抗することができる品種というのは、海外のからっとした気候のものとは異なるのかもしれません。もちろん、なんの問題もなく育つものもたくさんあります。

そして、そもそも、トマトは背丈がいくらでも伸びていき、伸びた分だけ花を咲かせて実をならせていくものだというのは、国産のトマトの品種の話で、世界には、1mくらいの高さで成長が止まるトマトがたくさんあります。これは、ある程度実がなってから、それ以上はもう成長せず、花も実もつかずに、枯れてしまいます。ちょうど、とても暑い日本の夏に合わせて枯れていくような感じです。

もちろん、枯れずに夏場も伸び続けて実がなる品種もありますが、おどろくほど実をならして、トマトの葉よりも実の方が多いのではないかというのは国産のF1品種の方が実現しやすいものです。

そのことを考えて、海外の固定種トマトを育てなければなりません。だいぶ、難しい趣味なのかもしれません。簡単にたくさん作れるということとは、反対の道へ進んでいるわけです。その中から、育ちやすい品種を見つけるのも楽しみですが、得てして、収穫量の少ない品種も育てることになります。トータルで考えると、育てるトマトを全部、国産のF1品種の苗に変えたほうが、絶対に収穫量は増えます。2,3倍になるような気がします。自分は海外種で失敗ばかりしていますので。。

そういう事を考えて、トライしてみるか考えてみるとよいかもしれません。


改良品種は凄い


やはり、改めて思うのは、たくさんのお金をかけて品種改良した品種はとても素晴らしいということです。

病気にも強く、本当に簡単にたくさんの実がなります。たしかに、スーパーで売られているものと同じ味ですが、それだけ、信頼性が高いのだとも言えます。ですので、F1種の種が高いのも納得できる値段だと個人的には思ったりもしています。

今、作っていて面白いと思う、固定種のF1種版が出ればおそらくそっちを買うと思います。それくらい、固定種は大変です。特に海外種は気候が違いますので、本当に種によって、全くだめだったり、ほどほどに収穫できたりとしています。しかし、横で育てている、F1国産種は、信じられないくらい実をならしていたりします。比較のために毎年、定番の一番有名な国産種を育てていますが、どうしてもその凄さがわかります。

海外種の大玉トマトが10個まともに収穫できたらいいほうで、その横で国産トマトは20、30個は軽く採れてしまいます。これを比較すると、なんで、こんなことをやっているのだろうと考えてしまいます。

しかし、そもそも、家庭菜園は植物を育てる楽しみを味わうためにやるわけで、効率のみを考えるものでもないと思います。育てる楽しみが高ければそれで自分も満足できて、いいのかもしれません。

たとえば、仮に3個しかならないけど、他にないとてもおいしい品種があったら、やはり、それはプレミアムな価値ですので、あえて、1本分の場所を空けて、その品種を育てると思います。





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