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トマトのわき芽

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トマトのわき芽



トマトのわき芽見分け方


トマトのわき芽欠きの意味






トマトのわき芽とりとは?

 トマトのわき芽を取るべきなのでしょうか。もちろん取るべきだという意見が圧倒的に多いと思います。通常トマトを育てて行く時には余分な栄養が他の枝に流れないようにということで、わき芽は見つけ次第ドンドンととって行くようにします。また同じ所から何度もわき芽が生えてくるのでさらにドンドンととって行きます。

普通、大玉トマトは多少なりともわき芽は取ることになるでしょう。そうしないと、実が大きくならない、花落ちするという現象が顕著になりやすいです。

また、詳しい人に聞くと、大玉トマトをトマトと呼び、ミニトマトはミニトマトと言うことがあるそうです。何も言わなければトマトは大玉トマトのことになります。ミニトマトはわき芽なんて取らなくてもあまり関係ありません。

そこから誤解が始まるのだと思います。



わき芽をとったトマトの生育状態

このようにして栽培されていたトマトは、葉っぱが少なく茎がむき出しに見えていって、実がなっているのが丸見えの状態になっています。確かに葉っぱや枝の割合に比べて実の部分が非常に大きいので、とても効率的に作っているように思います。もちろん狭い空間になるべく多くのトマトを育てるということは、限られた面積から多くの収穫を得るという意味で非常に有益な方法であると思います。そのようなことを考えると、なるべく密集させてたくさんの収穫を得る最大間の努力というのがわき芽をとることなのかもしれません。

トマトの株間が非常に近い状態ではわき芽を取らないと隣のトマトまであっという間に葉が茂って光がとどかなくなってしまいます。このようなことをしていてはもったいないので、気を付けなければいけません。株間40cm以下という栽培方法が普通であるのは、他の野菜と比べても、これ以上狭いのは、ネギくらいしかないのではないでしょうか?



1本仕立て対3本仕立て

では例えば、主枝を1本にするのとわき芽を取らずに三本位に育てて延ばすのではどちらが効率が良いでしょうか?

一本仕立てを三株植えたのと、一本のトマトから三本の枝を伸ばしたものとを比較した場合には、1本仕立て3株の方が、大きくて綺麗な実が多く採れると思います。1個あたりの実の重さも大きくなるはずです。いわゆる良果です。売る場合には高く売れます。

それはそれでいいと思うのですが、ただそうは言ってもそれは全ての花が実になったという前提での話です。もし花がさいても実がつかなかった場合には、一本の枝のトマトで育てている場合は、それだけで収穫量が減ってしまいます。しかし三本の枝があればどれかに実になるということを期待することができます。営利目的で栽培する場合にはトマトーンというホルモン剤を使うので、この心配はないのですが、家庭菜園なので個人的に作るような場合にはおそらく自然の受粉によるものだと思うので、品種によってはあまり実がつかないかもしれません。

そのような場合に、トマト苗を3倍用意するのは辛いという時に、保険として枝をいくつか残しておくといいかもしれません。

またミニトマトのようなトマトを育てる場合にはある程度までは放任しておいて問題はないです。びっくりするぐらい多くの実がたくさんなって非常に得をしたような気分になります。これをやると1本のミニトマトの苗があれば1家庭分のトマトを賄えると思います。ただし最後の方になってくると実が増えるのですが大きさがどうしても大きくなりません。これは高くなればなるほどそれだけ栄養分を吸い上げるのが大変なので、自動的に実が小さくなります。

また、最終的には100本くらいの枝数になるので、それだけ栄養が分散されてしまうというので実がどうしても小さくなってしまうのです。また夏場の暑い時期になればなるほど実が小さくなる傾向にあります。そのようなことを考えて自分で好みの作り方を編み出してみてください。

トマトのわき芽とりとは剪定と同じ事であるといえます。




トマトのわき芽の見分け方



トマトのわき芽の見分け方

写真にありますように、通常、トマトの新芽の先端はこのようにごちゃごちゃしています。


トマトのわき芽とり


ここからわき芽と新芽を分かりやすいように書きます。



トマトのわき芽見分け方


手で折るようにむしり取ります。わき芽といっても、葉です。ですので、他の葉と違いはありません。葉の根本から次の葉となるわき芽が伸びています。ひたすら、葉の茎部分から、新しい葉や花芽が分化し続けているだけです。本来のトマトは格子状、網の目状に伸びていきます。それを都合よく1本に仕上げているのです。



トマトのわき芽とり


主枝の新芽とわき芽に違いはありません。どちらもわき芽です。ただ、上に生えてきたわき芽だから残されるだけなのです。最初は、主枝の先端も斜めにわきに芽が伸びているのが分かると思います。 間違えて、主枝までとってしまったという人は、無理をせずに下の方のわき芽からとっていくといいと思います。とるのが遅くなってもあまり問題はありません。間違えて、主枝の新芽をとっても、他のわき芽を伸ばしていけばそれが主枝です。



トマトのわき芽のとりかた

病気が伝染しないようにハサミは使わないほうがいいといわれています。手で折り取るように取れば綺麗にとれます。同じ所から何度も生えてきますのでとります。

また、かなり太くなっていても枝をとる意味はあります。枝数を増やしたくない場合は手でねじり折りながら、枝をとってしまってください。 また、脇枝の先端を摘心することでその枝をもう伸ばさないということもできます。1段だけ花を咲かせて終わりにする場合などいいです。

ナスや胡瓜のように、わき芽に1花房だけ付けて実を付けると省スペースでたくさん収穫できるかも知れません。







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